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<伊香保温泉>石段を70メートル延伸 「石段街」、県道からくっきり(毎日新聞)

 群馬県渋川市の伊香保温泉で22日、石段の延伸工事完工式が開かれた。階段を約70メートル下側に延ばしたことにより、同温泉のシンボル「石段街」が、階段下を走る県道からくっきりと見えるようになった。

 石段の延伸は、渋川市の伊香保温泉再生事業の一環。従来は県の研修保養施設「観山荘」に遮られ、県道から石段街を望めなかったが、市はこの施設を約4億3600万円で取得。「温泉再生の起爆剤に」と跡地に石段を延ばした。新しい石段街は広場部分(38段)を除き、従来の352段から365段になった。

 伊香保温泉観光協会の千明三右衛門会長は「石段の場所が分かりにくいという声が多かったが、歩きに来てくれる観光客が増えると思う」と話した。【鳥井真平】

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日本の人口、2年連続減…本格的減少時代へ(読売新聞)

 総務省が16日に発表した2009年10月1日現在の人口推計によると、日本の総人口(日本人と外国人の合計)は1億2751万人で前年比18万3000人減となり、2年連続で減少した。

 減少幅は比較可能な統計が残っている1950年以降で最大となり、同省は「本格的な人口減少時代に入った」と分析している。

 出生者数から死亡者数を差し引いた「自然動態」では、女性が初めて、死亡者数が出生者数を5000人上回る自然減少となった。男性は5年連続の自然減少(5万4000人減)だった。

 入国者数から出国者数を差し引く「社会動態」では、外国人が94年以来、15年ぶりの減少に転じた。減少幅は4万7000人で過去最大だった。同省は08年秋の世界的な金融危機を受け、ブラジル人などの帰国が増えたと見ている。

 都道府県別人口では、増加したのは7都県で、沖縄県の増加率が0・45%で最大。減少したのは40道府県で秋田県の減少率が1・10と最大だった。

 人口推計は前年10月から1年間の動きを調べた。

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年金減額「適法」確定=りそな銀退職者の上告退ける-最高裁(時事通信)

 企業年金の受給額を一方的に減らした措置は違法だとして、りそな銀行の退職者らが、同行とりそな企業年金基金に差額分の支払いを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は15日付で、原告の上告を退ける決定をした。減額を認めた一、二審判決が確定した。 

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原人事官の再任を閣議決定(産経新聞)

 政府は9日午前の閣議で、11日で任期切れとなる人事院の原恒雄人事官の再任を決めた。任期は4年間。

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<囲碁>早慶、15回の授業で単位取得(毎日新聞)

 早稲田大と慶応大が今月、15回の授業で単位を取得できる「囲碁」の講座を相次いで設ける。偶然にも「私学の両雄」が足並みをそろえることに、日本棋院は「伝統文化の継承・発展のうえで意義深い」と歓迎している。

 両大の講座はいずれも7月までで、90分授業が15回ある。囲碁の歴史やルールを学び、学生同士で対局。最後は講師のプロ棋士に挑む。日本棋院によると、囲碁の講座はこれまで、東京大教養学部(東京都目黒区)と東邦大理学部(千葉県船橋市)にしかなかった。

 早大は日本棋院と提携し、西早稲田キャンパス(東京都新宿区)で7日、黒滝正憲七段(34)を講師に「囲碁で学ぶ数理科学入門」をスタートさせた。学部を問わず受講できる。担当する早大メディアネットワークセンターは「最近の学生は受験のせいで決まった科目の知識しかない。文系学部の学生にも対局を通し数理科学的思考力を養ってほしい」と狙いを語る。

 慶大も14日、神奈川県藤沢市の湘南藤沢キャンパス(SFC)の環境情報学部と総合政策学部に開講する。人気漫画「ヒカルの碁」の監修で知られる卒業生、梅沢由香里五段(36)を講師に招く。

 梅沢五段の恩師である村井純・環境情報学部長は「囲碁は論理的戦略性が求められ、人の心理も影響するゲーム。文理複合的な学問の融合を目指すSFCの理念に近いと考え、私から講師をお願いした」という。梅沢五段は「国際化が進んだ今こそ、自国の文化への理解を深めてもらいたい」と学生に呼びかける。

 時ならぬ“囲碁講座人気”を、慶大出身で囲碁ファンで知られる推理作家の夏樹静子さんは「今の子は何でもパソコンでちょこちょこ調べるデジタル人間。ゆったり全体の流れをよむアナログ人間も社会には必要で、対局を通して大局観を養える囲碁が一番と大学も気付いたんじゃないかしら」と分析している。【永尾洋史】

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若手育成、日本語テキスト作成 鬼教官も苦しんだ(産経新聞)

 米国で原発を学んだ12人は帰国後、「鬼」と呼ばれた。彼らに課せられた使命は、米国での経験を日本国内の社員に伝えることだった。

 「怒鳴られっぱなしの毎日で、まさに鬼だった」

 昭和43年、建設が進む関西電力美浜原子力発電所(福井県美浜町)に志願してやってきた元美浜原発当直課長の稲田仁は、12人の教官を前に声を失った。

 午前9時から午後8時まで続く授業。しかも、その後の試験に通らないと合格にならない。

 美浜原発には100人を超える若手技術者が集められ、狭くてほとんど身動きが取れない劣悪な環境から「チキンハウス(鶏小屋)」と呼ばれたプレハブ小屋で連日、原発の運転技術などについて学んだ。あまりの厳しさから逃げ出そうとする者も現れた。

 12人のリーダー格で元美浜原発所長の故藤井源太郎は「赤鬼」、大学で原子力を学び、理論派で色白だった元専務の山崎吉秀は「青鬼」と恐れられた。

 だが、そんな鬼教官たちも苦しんでいた。最大の難題は米国で学んだことを基にした日本語版のテキスト作成。授業を進めながらテキストをつくる日々で、山崎は「授業終了後にテキストづくりが始まる。寝るひまもなかった」と話す。

 また、難解な原子力の理論をいかに伝えるかについて、話し方だけでなく、絵を描くなど工夫を重ねた。米国での経験をいかし、クイズを多用する方法も採用した。

 現場の大切さを教えるのは赤鬼・藤井の役目だった。「五感で感じろ」。これが藤井の口癖だ。

 熱や振動など異変の兆候を見極めるには触って、音を聞いて、温度を見てという地味な作業の繰り返し。「機械にも“人格”はある。自分の子供のように接しないといけない」と何度も説いた。

 稲田は「最初は厳しさの意味が分からなかった。しかし、徐々に厳しさのなかにある優しさに気付き、みなまとまっていった。12人の教官は『何としてでもやり遂げるんだ』と決意にあふれいた」と振り返る。

 100人超の若者が苦しんでいる横では美浜原発の建設が急ピッチで進められていた。45年に大阪で万国博覧会が開かれることが決まり、そこに美浜原発で作り出した初めての電気を送る計画が浮上したからだ。

 しかし、原子炉を納入した米ウエスチングハウス(WH)社との連携がかみあわず、工事は思うように進まなかった。各段階で行政機関に書類を提出する必要があったが、ほしい資料がなかなか届かなかった。

 山崎は「当時は米国でも建設ラッシュで、日本は後回しにされたのだろう。WH社にしても日本の規制の厳格さを理解できなかったようだ」とする。

 米国から派遣されたWH社の技術者と、12人を中心とする日本の技術者は連日のように衝突し、口論を繰り返した。美浜では顔を真っ赤にして目を血走らせる藤井の姿がよく目撃された。

 =敬称略

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<鳩山首相>郵貯限度500万円主張「5年前の話だ」(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は31日午前、05年衆院選の際に民主党が郵便貯金の預け入れ限度額を500万円と主張していたことについて「5年前の話だ。その時は国の関与が極めて大きく、限度額は大いに下げるべきだとなった」と記者団に説明。郵政改革案でゆうちょ銀行の預け入れ限度額を2000万円に引き上げる理由として、民営化によって国の関与が減ることを挙げた。

 限度額引き上げが民業圧迫につながるとの批判に対しては「地域の金融機関とウインウインの環境をどう作り上げていくか。これからの工夫だ」と述べるにとどめた。【野原大輔】

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